利用案内

本事業は、強震応答実験装置(振動台)での実験において、試験体の組み立て、観測用センサーの取り付け、機器の動作確認、振動試験、観測用センサーの撤収、試験体の解体の各段階において、利用者の要望に応じ技術職員、技術指導研究員、およびその補助者によりサポート体制を構築して支援を行うものである。

本年度の公募に関しては半期に1度、3月および9月に公募して審査を行い、採択された課題の実施時期を半期ごとに調整する。
公募期間終了後は、空いた期間がある場合は、随時受付を行う。

利用課題の選定にあたっては、上述の「強震応答実験装置運用委員会」で公募提案を審議し、適切な提案を採用する。審査の基準として

  1. 本事業提案の趣旨に適したものか
  2. 目的は研究として有意義でオリジナルか
  3. 期待される成果は十分実現可能か
  4. 予定される実験期間・規模・予算は適切か
  5. 共同利用・共同研究機関としての防災研究所のミッションに適合しているか

に着目して審査する。また利用時のユーザーニーズを把握して必要な支援が本事業の一環として適切になされ得るかどうかも運用委員会で議論する。