事業概要
現在の技術では完成した実際の構造物の耐震性能を直接的に把握することは困難である。また地震によって被災した構造物の残存性能を把握することも難しい。 本事業では、新しい計測方法と実験手順によって、今まで困難であった構造物の耐震性能を的確に評価できる手法を開発し、各種の振動実験・振動観測によってそれを確立させることを目的とする。 そのために、多数の研究機関・民間企業に強震応答実験装置及び周辺計測機器、長周期振動実験システムの利用を促進しようとするものである。
事業詳細
本事業は、京都大学以外の大学・研究機関・民間企業の方々に大型先端研究施設をご利用いただくための支援を行っております。
対象となる研究施設は、京都大学防災研究所が管理する「強震応答実験装置(振動台)」「長周期振動実験システム(長周期振動台)」です。
応募方法等はこちらをご覧下さい。
平成22年度以降は4月および10月に年間計画として受付け、空いた期間については随時受け付けております。
今後は、「安全・安心構造の開発のための振動実験PF」としての活動を計画中です。